電験三種を持ってると電気工事士の試験の一部が免除される?どっちから取る?調べてみました!
はじめに
2022年にて電験三種を取得しました!
早速調べてみました!
電験三種(第三種電気主任技術者とは?)
出力5000kW以上の発電所を除く、電圧が50000V未満の事業用電気工作物を管理できる資格です。
工場は電気料金を節約するために、大電圧を受電しています。その大電圧を100Vや200Vに変換するための装置(キューピクル)を自前で用意しています。
この装置を管理するためには資格が必要で、これが電気主任技術者という資格です。
他にも1種、2種がありますが、これらはより大きな電圧の設備を取り扱うことが可能になります。
電気工事士とは?
電気主任技術者は電気設備の管理をしていますが、電気工事士は電気設備の工事に従事することができます。
種別としては1種、2種とあり、1種の方がより広い範囲の工事に従事することができます。
よく聞く例だと住宅の壁にコンセントを取り付ける場合にはこの資格が必要です。
電気工事士の試験はどんなものがある?
電気工事士になるためには筆記試験と技能試験に合格しなければなりません。
筆記試験は10月上旬に実施され、電気理論や電気機器などについての問題が出題されます。
筆記試験に合格した人は12月中旬に実施される技能試験に進むことができます。
こちらは支持された配線図にそって実際に配線を行います。
電気主任技術者は筆記試験が免除される
電気工事士には筆記試験と技能試験があるとお話ししました。
しかし、電気主任技術者の免状を持っている人は筆記試験が免除になるとのことです。
はじめから技能試験にのみ集中できるのでかなりお得に感じます。
まとめ
電気主任技術者は電気工事士の筆記試験が免除になるという件について調べました。
もし電気工事士を目指している人の中で、電気主任技術者を目標に据えているのであれば、先に電験三種を目指しても良いのではないでしょうか?
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