工場系電気担当が一般的に使用する端子について紹介します。
こんにちわ。Manbaです。
今回は私自身が特に使用する端子について紹介したいと思います。
こんなものを使ってるんだなという感覚でポップに見てもらえると幸いです。
では早速紹介しています。
端子とは
配線を接続する際に接続をしやすくするために線の先端に取り付ける部品で様々な形状があります。
配線を剥いたままの状態で接続するよりも安定した接続ができます。
私が良く見る端子の種類としては下記の図のようなものがあり、一つずつ紹介していきたいと思います。
Y端子
Y端子とは見た通りY型の形状をした端子です。
私の周りでは最も一般的な端子で作業性に優れる特徴があります。(詳しくは後程)
使い方としては下記の図の通りです。
丸端子
丸端子とは見た目通り丸形の形状を下端子です。
こちらは保持性に優れるという特徴があります。(こちらも詳しくは後程)
使い方としてはY端子と同じくですが下記の図の通りです。
Y端子と丸端子の特徴
それぞれY端子は作業性が良い。丸端子は保持性が良いといいました。
具体的には端子に取り付ける際にY端子は緩めた状態でも抜き差しができるために作業性が良く、
丸端子は最後まで外さないといけないため保持性が良いということになります。
引っ張る力が加わるところには丸端子を使用し、それ以外の安定した場所にはY端子を使うことが無難です。
スリーブ
スリーブは線同士を接続する際に使用します。
線を延長したい時に用いることが多いです。比較的保持性に優れます。
使い方としては下記の図のようになります。
オスギボシ、メスギボシ
ギボシもスリーブと同様で線を延長したい時に用います。
スリーブと用途が重なりますが、こちらの方が再接続性に優れます。(詳しくは後程)
使い方としては下記の図のようになります。
スリーブとオスメスギボシの違い
スリーブは一度圧着してしまうと外すことはできませんが、オスメスギボシは抜き差しができます。
本体設備と別添えの設備を移動しなければいけない場合、
スリーブであった場合には切る→移動→再圧着しなければならないのですが、
ギボシにしておけば取り外す→移動→取り付けるといったように簡単に再接続ができます。
おわり
以上、私が良く使う端子を紹介しました。
ポピュラーなものはこのあたりですが、端子には多くの種類がありますので、
ご興味のある方は調べてみると面白いと思います。