【電気回路】a接点、b接点ってなに?
こんにちは、Manbaです。
電気回路を理解したいけれど、なんかとっつつきにくいしやる気にならないなんて事ありませんか?意味不明な記号が並んでいたり、どんな風に繋がっているのかよくわからなかったりしますよね。
でもそんなものが分かるのは賢い人に任せて、まずはざっくり「こんな感じかな?」くらいまで見れるようになりませんか?
【第二回目】の記事はa接点とb接点について紹介します。
a接点ってなに?
a接点とは「ONになった時に導通する接点」のことを言います。もう少し簡単にいうとみなさんが想像するスイッチ、あれは「a接点」のスイッチです。
図で説明します。
通常スイッチが押されていない状態では電気が流れていません。
しかし、スイッチが押されると電気が流れてランプが点灯します。
このようにONになると電気が流れるものをa接点といいます。
b接点ってなに?
b接点とは「ONになった時に導通しない接点」のことをいいます。
先ほどa接点について説明しましたが、それの逆の動きをするものと思ってもらえばいいです。
図で説明します。
a接点の時にはランプは点灯していませんでしたが、b接点の時にはスイッチが押されていない状態で電気が通っているため、ランプは点灯しています。
しかし、スイッチを押すことによって電気が通らなくなるのでランプは点灯していません。
このようにONになると導通しなくなるものをb接点といいます。
a接点とb接点はどんなふうに使われるの?
一般的に、a接点は主に起動用のスイッチに使われ、b接点は主に非常停止用のスイッチに使われます。
今後PLC(機械を動かすパソコンみたいなもの)における回路も紹介する予定ですが、PLCではこれらを組み合わせて条件を作っていくことで機械を思い通りに動かしたりします。
まとめ
今回はa接点とb接点について紹介しました。
かなりシンプルな内容だったかと思いますが、電気回路はほとんどこれらの接点で構成されているので是非覚えていってください。
a接点は普通のスイッチ、b接点はa接点の逆と覚えてもらえれば問題ないかと思います。
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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