【電気回路】PLCってどうやって命令するの?
こんにちは、Manbaです。
電気回路を理解したいけれど、なんかとっつつきにくいしやる気にならないなんて事ありませんか?意味不明な記号が並んでいたり、どんな風に繋がっているのかよくわからなかったりしますよね。
でもそんなものが分かるのは賢い人に任せて、まずはざっくり「こんな感じかな?」くらいまで見れるようになりませんか?
【第七回目】の記事はPLCの命令方法について紹介します。
どんな命令があるの?
まず覚えておくべきものは三つ程度です。
使用するのもおなじみのもので「a接点」、「b接点」、「リレー」です。プログラム上で記述することになるので記号で表し、それぞれ図のような見た目をしています。
「a接点」、「b接点」がよくわからない場合にはこちら、「リレー」についてよくわからない場合にはこちらをご覧ください。
どんなふうに記述するの?
例えばPLCのX1に光電センサ、Y1にモータが繋がっているとします。
この光電センサがONしている間だけモータを動かしたいものとします。ONしている時に通電して欲しい場合には「a接点」、動作してほしいものはモータなので図の右上のように記述すればプログラムはOKです。
逆に光電センサがOFFになっている間だけモータを動かしたい場合には、OFFしている時に通電してほしいので「b接点」、動作してほしいものはモータなので図の右上のように記述すればプログラムはOKです。
他の条件を組み合わせたい場合には?
例えばX1に光電センサ、X3に別の光電センサ、Y1にモータが繋がっているとします。X1の光電センサがOFFで、 X3の光電センサがONの時にモータを動かしたいものとします。X1はb接点、X3はa接点となり、これを直列繋いでおけば条件通りになった時のみモータが回転します。
このようにプログラム上で組み合わせていくことによってさまざまな条件を作り出し、動作を制御していきます。
まとめ
今回は基本的なプログラムの作られ方を紹介しました。
接続する機器が3つ程度だったので比較的わかりやすい方だったかと思います。実際の回路においてもこれが何個も組み合わさっているだけなのです。
あまり深く考えず見たいところだけに注目していけばそのうち慣れていきますので、徐々に見ていきましょう。
次回は命令方法についてもう少しだけ紹介したいと思います。
以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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