【電気回路】リレーってなに?
こんにちは、Manbaです。
電気回路を理解したいけれど、なんかとっつつきにくいしやる気にならないなんて事ありませんか?意味不明な記号が並んでいたり、どんな風に繋がっているのかよくわからなかったりしますよね。
でもそんなものが分かるのは賢い人に任せて、まずはざっくり「こんな感じかな?」くらいまで見れるようになりませんか?
【第三回目】の記事は、電気回路の切り替えに使われるリレーについて紹介します。
リレーってどんな見た目をしているの?
一般的なリレーは図のような見た目をしています。
上の部分が実際に動作する部分で、下の部分はソケットと呼ばれるベースのような物です。
ベースには配線を取り付けることのできるネジがついていて、このソケットにリレーを差し込んで使います。
リレーってどんなふうに動くの?
リレーは電気を通すことによってスイッチの機能を果たすものです。
回路を切り替えるためスイッチ部とスイッチに連動して切り替わるa接点部、b接点部があります。
a接点、b接点についてわからない方はぜひこちらをご覧ください!
動作について図で説明します。
スイッチ部に電気が通っていない状態では、a接点部は導通していないのでランプは点灯していませんが、b接点部は導通しているのでランプは点灯しています。
スイッチ部に電気が通るとa接点とb接点部がそれぞれ動作し、a接点では消灯、b接点では点灯となります。
このように電気を通すことで回路の導通を制御することができます。
なんでリレーが使われているの?
ここでなぜそのままスイッチにつながないのか疑問に思った方もいるかと思います。
実際今回の例では、a接点にわざわざリレーを使わなくても、ランプに直接スイッチをつないでも問題ないはずなのです。
これはリレーがスイッチ側の電圧と動作回路側の電圧とで別のものを使うことができるからなのです。
全て同じ電圧で統一できれば良いのですが、使用機器の関係で異なる電圧を使わなければいけない時があります。
そんな時は中継役としてリレーが活躍するのです。
まとめ
今回はリレーを紹介しました。
リレーは電気を通すことでスイッチの切り替えをするもので、スイッチ側と動作回路側で別の電圧を使うことが可能です。
どんな工場設備でも一つくらいは使われているくらい身近な部品なので、押さえておいていただければと思います。
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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