【電気回路】PLCってなに?
こんにちは、Manbaです。
電気回路を理解したいけれど、なんかとっつつきにくいしやる気にならないなんて事ありませんか?意味不明な記号が並んでいたり、どんな風に繋がっているのかよくわからなかったりしますよね。
でもそんなものが分かるのは賢い人に任せて、まずはざっくり「こんな感じかな?」くらいまで見れるようになりませんか?
【第六回目】の記事はPLC概要について紹介します。
PLCってなに?
PLCとはProgrammable logic controllerの頭文字を取ったもので、工場設備を動かすためのパソコンのようなものです。見た目に関してはものによって様々ですが、わたしの身近にあるものを例とすると、図のような見た目をしています。今回の説明ではこの形状のものを例として取り上げます。(三菱性のFXシリーズというものです...)
PLCのXとYってなに?
図の上下に端子台と呼ばれる電気の線を繋ぐ箇所があり、上側が入力側、下側が出力側となります。入力側はスイッチやセンサなどの受け取る側の信号が接続され、「X」と表記されます。対して出力側はソレノイドバルブやモータ用のリレーなど送る側の信号が接続され、「Y」と表記されます。
また番号に関しても通常は1〜7、10〜17といった番号が使用され、8番や9番が使われないことがあります。
PLCは実際どうやって使われているの?
PLCは「X」と「Y」にそれぞれ機器を接続し、プログラムを走らせることで動作します。プログラムに関しては今後やっていきますので、配線イメージを紹介します。
例えば光電センサのON/OFFによってモータを回す、回さないを制御したいとき、光電センサの信号線を入力側に繋ぎ、モータの信号線をY側に繋ぎます。現状では番号はどこに繋いでも問題ありません。(図ではX1、Y1につなぎました)
動かす準備としてはおしまいで、プログラムを書き込めば制御可能です。
まとめ
今回はPLCの概要について紹介しました。
入力側がX、出力側がYでそれぞれ機器をつなぎます。
次回はPLCのプログラム方法について紹介します。
以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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